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市内4企業・団体が尼崎双星高校へ「出張講座」1年生対象に

2024.01.30

レポート

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高校生による企業取材などで交流

尼崎市の「インターンシップ等推進支援業務」

2023年11月14日(火)に、尼崎市内4つの企業・団体が同市立尼崎双星高等学校商業学科の1年生を対象に出張講座を行いました。

この出張講座も尼崎市の「インターンシップ等推進支援業務」の活動の一つで、企業や団体が高校に出向き、仕事内容を中心としたワークショップ等により高校生と交流し、魅力発信を行うことを目的としています。

高校生は「見る」「触れる」「話す」体験を通して地元企業を知り、働くことに対する考えを深めていきます。

「見る」=企業を紹介するスライドの上映、ポスターやパンフレットなどの展示
「触れる」=企業の仕事道具や商品、資料などに高校生が触れる体験
「話す」=高校生が各企業の社員へ取材し、直接話すことで交流を深める

尼崎市ホームページ 実践型インターンシップ推進事業

尼崎市立尼崎双星高等学校

参加協力企業・団体

開明かしの木こども園(保育/尼崎市開明町/社会福祉法人 樫の木会)
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丸一興業株式会社(製造業/尼崎市杭瀬北新町)
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淀川加工印刷株式会社(製造業/尼崎市北初島)
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株式会社サージ・コア(建設業/尼崎市西立花町)

開明かしの木こども園(社会福祉法人 樫の木会)

丸一興業株式会社

淀川加工印刷株式会社

株式会社サージ・コア

高校1年生約70人と4つの企業・団体が交流

取材研修、企業による自社紹介、ブースでの展示・取材の3部構成

同校から1年生約70人と教職員、各企業・団体からは社長や代表、社員が参加し、3部構成で行いました。

①インタビュー取材の研修
②企業が自社を紹介するプレゼンテーション
➂企業ブースでの資料展示と仕事道具の紹介、生徒による企業取材

①インタビュー取材の研修

この授業は高校生と企業との交流を重視しており、生徒が単に企業からの話を聞く受け身にならないよう、社員さんにインタビュー取材をする時間を設けました。

取材の準備や質問の仕方を教える研修は、尼崎市の「インターンシップ等推進支援業務」受託事業者であり、学校と企業のコーディネーターを務める株式会社エアグラウンドが行いました。

②企業が自社を紹介するプレゼンテーション

大教室に生徒が集合し、企業・団体はそれぞれ10分の持ち時間で、スライドを上映しながら自社や業務内容、働く環境などについてプレゼンテーションを行いました。

➂企業ブースでの資料展示と仕事道具の紹介、生徒による企業取材

次に、生徒約70人は教室を移動し、4グループに分かれて順番に4つの企業・団体ブースを回っていきました。

社員さんは仕事道具や製品などを展示・紹介し、生徒たちは自ら質問を考え社員さんに取材。企業のすごい「ワザ」、質問に社員さんから答えてもらったQ&A、取材後の感想、写真を載せた「ワザカタログシート」にまとめました。

開明かしの木こども園(社会福祉法人 樫の木会)

丸一興業株式会社

淀川加工印刷株式会社

株式会社サージ・コア

出張講座を終えて

高校生の感想

授業後のアンケート調査では、会社見学やインターンシップをしたい、会社説明会に参加したいなど、具体的、意欲的な回答が見られました。

フリー回答
・実際に働いている方のお話を聞いて、会社のリアルを知ることができてよかった。自分もやりがいを感じられる仕事につけたらなと思った。

・口頭だけでなくスライドを使った丁寧な説明や、実物の展示や企業の方に質問できる時間がとてもよかった。

・社会がどんな感じなのか聞けて、早く働きたくなった。

・去年まで高校生だった方や若い方もいて、高校生の時との違いや持っていた方がいい資格などを聞けて、進路について深く考えるきっかけになった。

・普通はインターネット等に書かれていないことまで知ることができ、いい機会だった。

・どの企業の方も少し楽しそう、うれしそうに話している感じがして、誇りをもって仕事をしていることが素晴らしいなと思った。

・参加前は「何するんだろう…」と不安のほうが大きかったけれど、聞いていくうちに全ての質問に丁寧に答えてくれて、実際の職場の雰囲気や○○が楽しい、○○が大変などさまざまなことが聞けて、すごく勉強になる3時間だった。

企業側の感想

参加企業・団体の方にもアンケート調査に協力いただいたところ、参加してよかった、また参加したいと評価してくださいました。

「生徒と話すことによって新たに学ぶこともあり、非常にいい機会だった」「生徒の皆さんが興味津々、前向きでよかった」「学生の皆さんがとても興味を持ってくれて、学生とこうやって話せる機会があるのは素敵なことだと思う」などの感想をいただきました。

「本イベントは、当日までどんな雰囲気か見当がつかず、企業側も実施した後の成果が予想できないものでしたが、実際にやってみるととても意味あるイベントだと実感しました。通常の企業PRイベントとは異なる、本企画ならではの部分として、特に『円座での質疑応答』が印象的でした。学生さんの熱く真面目な質問に対し、社会人として真剣に応えるという有意義なもので、WebやPowerPointでは伝わらない自社の内容を伝えることのできる時間でした。来年度以降もこの企画が継続することを切に願っております」とのコメントもお寄せいただきました。

 

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