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特定非営利活動法人 つなげる

つなげる

事業紹介

私たちは子育て家庭と社会の「つながり」を作る活動をしています。双子・三つ子(多胎)育児の当事者であるママ・パパや支援者が常に入れ替わるというのが、多胎育児環境の成長を阻害していました。私たちが取り組んでいるのは「そこに」留まり続けることです。現在困っている人たちがいると決して忘れない。そしてその人たちの声を聴き続けて、常にそこに留まり続けて、当事者が入れ替わらない場所を保ち続けるための活動をしています。「育児を、みんなで育てよう」を合言葉に、ママ・パパ、企業・行政と前のめりになってくれる様々な人たちと一緒に、活動を進めていきたいと思っています。

こだわり紹介

双子・三つ子家庭がつながる社会へ

全国の双子・三つ子家庭や、子育てを応援したい人たちが集まる「ふたごのまち」という活動をしています。育児をもっとオープンで安心なものにするために、気軽に交流や情報交換ができる様々な場をつくっています。いわゆる「ピアサポート」と呼ばれる事業ですね。「ピア」というのは「同じ境遇の人たち」という意味なんですけど、先輩ママたちがいろんなアドバイスや手助けをしています。そこで何かをしてもらった人は「次は自分が何か恩返ししたいなぁ」という気持ちになるんです。

また企業が作っている製品や商品自体が社会貢献になると思っています。ボランティアをしないと社会貢献にならないといった風潮があるんですが、そうではなく、その企業の商品がいかに多胎家庭にとって貢献できているかということを私たちは伝えています。

双子・三つ子を支援するサービス

様々なつながりを作るための活動をしています。例えば「ふたごのへや」は利用無料で誰でも入れるチャット。1000人近い双子・三つ子のパパママが会員で、何気ないことや工夫、困りごとを自由に投稿できる場所です。ほかに有料会員制コミュニティー「ふたごのいえ」もあり、登録者には個人情報+母子手帳を提出してもらうので密度が濃いですね。さらに2020年から「おしゃべりのへや」を始めました。主催者のピアサポーターがテーマを決めて開くトークルームで、Zoomを使ってリアルタイムでおしゃべりします。コロナ禍でリアルに会って共通の悩みを話す場が減ったものの、この取り組みで、普段つながることのなかった全国の人と顔を合わせて話せるようになりました。

事業について詳しくは動画をご覧ください。

尼崎の施設活用、ママへミルクを配布

江崎グリコ株式会社から「液体ミルクが余っているので配ってほしい」という話があって、全国の多胎児家庭を対象に48,000本配りました。私たちの事務所では到底入りきらないボリュームで、そのときに助けてもらったのが尼崎創業支援オフィスABiZ(アビーズ)のサテライトオフィスです。その際の活動が双子のママにSNSでシェアされて、「グリコさんありがとう!」という声が上がりました。夜中の授乳は本当に大変なんです。寝ぼけていたら粉ミルクを何杯入れたか忘れるし、熱湯で作って冷まさないといけないし。でも液体ミルクだったら移し替えるだけでいい。だからママに喜ばれ、ネットで拡散されて、メーカーへの感謝の声が増えましたね。

CSR活動とプロモーションの両立

この例のように、広告ではない違うルートから消費者の声を聴くことが、これからの企業には必要だと思います。商品を「こう使えます」「美味しいです」だけなく、消費者は「なぜこれをありがたいと思っているのか」ということもフィードバックしなくてはいけません。そういった意味で、私たちは「あの企業さんの取り組みがありがたかった」という声を作っていくことができるので、今までとは違うプロモーションの仕方を伝えられるのではないかと思っています。

動画で企業見学!現場リポート

その他の情報

担当者から一言

育児支援に関わっている企業とつながりたいです。グッズやサービスを提供している企業はもちろん、育児休暇を推進している企業もいいですね。合言葉の「育児をみんなで育てよう」というのは、多胎に限ったことではないので、共働きや核家族が増えて身近に頼る人が少ない中で、もっと広い視点で育児に関わる人を増やしたいと思っています。

ビジネスアピール情報

ビジネスニーズ
育児支援をしたい
消費者の声を聞きたい 
育児に関わる人を増やしたい
ビジネスシーズ
消費者目線の商品PR マーケティング調査 CSR活動