尼崎のビジネスと雇用就労を促進する情報ポータルサイト
株式会社特発三協製作所
とくはつさんきょうせいさくしょ
「お客様の思いをカタチにする」。精密機械の内部で「押さえる」「引っかける」「留める」「抜けなくする」など様々な役割を果たす金属部品「薄板ばね」をオーダーメイドで製造しています。
「こんなばねが欲しい」「この場所にこうやって取り付けたい」など、お客様の作りたいイメージを取りこぼすことなくカタチにするため、要望に沿いながら実現可能な形を設計する試作開発、安定供給の要である金型製作、量産加工までを全て一社で担当できます。「欲しいイメージのラフ画しかない」「この条件では他社で断られた」「小ロットで生産したい」といった案件もぜひ一度ご相談ください。これまで積み重ねてきた経験とノウハウを生かし、幅広く対応します。
取引先の業界としては自動車部品が多く、弊社の主力商品でもある「ウェーブワッシャー」は、精密機械内部でブレや衝撃を抑える役割を果たすばねで、車のシートベルト着脱部分や小型カメラのレンズ部分など様々なところに採用されています。お客様が材質や大きさなどを入力すると欲しい形の製品仕様を作成できる専用ホームページを設けており、業界に携わっている方なら誰でも簡単に入力できるので「この形できるのかな？」という疑問をすぐに可視化して解決できます。
お客様から入力内容が届いた際は、必ずその日のうちに連絡することも大切にしています。「ものを作りたい」と考えたなら、すぐに結果が知りたいはず。レスポンスの速さを重視し、試作開発の進行状況もこまめに連絡するなど、コミュニケーションを重ねることでお客様に「安心」を提供したいと考えています。
営業チーム2年目・山本竜史です。お客様からのご依頼は、お電話での問い合わせや、メール・FAXで直接図面を送っていただくなど様々な形で受け付けています。「ウェーブワッシャー」の試作品を依頼される場合は、まずお客様に、同商品専用ホームページから希望の条件を入力して作成した製品仕様を弊社へ送っていただきます。技術スタッフが製品仕様を微調整した後、「ばねを曲げる前と後の変化」などを計算した図面の作成、切り出し、ウェーブ加工へと進みます。材質にもよりますが、問い合わせから2週間前後で試作品の納品が可能となります。
事業について詳しくは動画をご覧ください。
2003年にスタートした、尼崎の知られざる名物や技術を発掘するコンペ「メイドインアマガサキ」で、弊社の「薄板ばね」が第2回グランプリを受賞しました。コンペは一度終了しましたが、3年ぶりに復活した2020年より実行委員会副委員長を務めることになりました。受賞することでメディアに取り上げられたり、新たな取引につながったりと、様々なメリットを生み出すコンペです。今度は運営側として、地元企業を応援したいと考えています。
例えば「他社で無理だと言われた」など、弊社には様々な相談が寄せられますが、これらの声は「この問題をクリアすればうちの強みになる」という意味を持ちます。相談時のみならず、会社を成長させるヒントが詰まった「お客様の声」を集められる仕掛けを作っていきたいと考えています。
工場見学も大歓迎です。工場の設備、作っている製品、働くスタッフや環境など全てが「うちではこういうことができます！」とPRするショールームだと思っています。
量産加工に幅広く対応できるよう、マルチフォーミング機30台、プレス機10台を備えています。1社でこれだけの台数を備えている企業は、おそらく日本で少ないのではないでしょうか。金型を自社製作するので、お客様の要望による仕様の変更などにも素早くお応えできます。